実家の隣
昨年末に地権者が代替わりしたと、挨拶に来られました。
かなーり年代物の地図(間に尺に寸笑)と最新の技術で土地の境界を確認し、ホンのちょっとズレてるんですよね〜なんつって。
40年前、父が家を建てた頃、中央林間はまさに「林間」が相応しい林と原っぱばかりでした。
隣はずっと空き地で、ボーボーの草を兄達が刈って近所の子供達の遊び場になりました。
幼かった私は、当たり前に毎日毎日暗くなるまで弟や近所の子達と遊んでいました。
やがて、遊び場は駐車場になりました。
子供達はお構いナシに遊んでいました。
今ならエラい怒られるであろう、お構いナシっぷりでしたね(笑)
私が高校生になる頃には、残っていた木々も伐採され、スッカリ駐車場になりました。
ただ一本。
40年前には既に立派だった桜の大木だけを残して。
それからも20年近く、毎年ハデに咲き誇りハデに散り、父は勝手にライトアップしてた年もありました。
そして先日、
春を待たずにこのとおり。。。
幹もスカスカにもならず。よくぞ達者で。
感傷的になると、せめて。せめて咲いてから……。とは当然の想い。
それは伐採を決めた側も、業者も、人なら普通に持ち合わせる感情と信じたい。
それでもこのタイミング。
世知辛ぇ。世知辛ぇけども、単純に考えれば花が咲いたらもー伐れない。花が咲いたら葉がバッサバサ。秋になったらザバザバ散る。
もしかしたら、材木としてもこの時季が一番使いやすいのかも知れない。
せめて地権者の方が、近所の人なら。とコレも勝手な思い。
逆に今まで放っておいてくれたおかげで、40年も桜を毎年楽しめた🌸事に感謝するのがスジ。
とりあえず替わりにチビ共を立たせてみた。
…
大きくなれよ。
人を見てるだけで幸せにできる存在になれ(笑)
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2017.03.19 05:23