美談でも英断でもない話

センバツ準々決勝
報徳学園8-3福岡大大濠

福岡大大濠エースの三浦君が投げるか投げないか?が注目だった一戦。
緒戦、2回戦、引き分け再試合の2回戦と、都合3試合分を1人で投げてきたエース。
昨日の再試合から、決勝までとなると4連投になるものの、昨秋から公式戦全てで1人で投げ抜いてきたエースは、当然全試合投げる気でいた。

1試合でも勝つため。それで壊れるならその程度。今までもそんな美学で壊れたのもいれば、壊れなかったのもいる。まぁ壊れずとも、消耗したのは事実かな。

果たして試合は、秋から公式戦初登板の3投手を繋ぎ、「エース三浦は今日は投げさせない」と監督の英断は英断。
あくまでも、準決→決勝と連投してもらうためにも休息を取らせるため。負ける気はない前提。
とはいえ、監督も本人も、こんな事になるとは。
ってのが偽らざる本心でしょうね。

結果、エースを出さずに負け。
エースは自分が投げて負けるより悔しいと言った。
監督は夏に向けて課題と三浦の凄さが分かったと言った。
そんな美しい話…

そーゆー話じゃないよ。コレ。

事の本質は、主催者である毎日新聞社が悪い。

例えば今日明日、大雨が降ったら?
順延するでしょ?
なら、なんでこんなイレギュラーな事案(同日に2試合続けて延長15回引き分けで再試合が決まる)が発生したのに、当たり前のように休息日を無くして、決勝まで連戦になりました??
なんてバカいっちゃいけねーよ。

何のために休息日を日程に入れてるの?
ただの予備日じゃ無いんでしょ?
「無謀なエース心中」なんてバカ丸出しな記事書いてないで、そうさせない為の施策を行うのが主催者の仕事なんじゃないの???
って話になんでなんないのか。

そもそも明らかに日程の確保がおかしい。
3月中に終わらせたいのは分かる。分かるが、なら尚のこと日程を詰めすぎ。
雨続きで4月になってもやってた時もあった記憶がありますよ。

当然、各方面でカネもかかるだろう。
甲子園の1日使用料やら警備やら。
今日の他の6校の応援団だって、タダで来てるワケじゃないし。
でもそれは、雨天順延なら当たり前に起こる事。しかも当日急に。
そして、こんな明らかな不平等になるのは再試合が2試合になった時点で分かってたんだから。
先に手を回しておけば済む事じゃないの?

メディアは主催者寄りだから(笑)この試合も美談に仕立て上げたり、監督の英断を讃えたりだけど。
ただ単に、主催者の怠慢と保身と経済優先によって「全力の真剣勝負ができなくなってしまった」っていう

本当に残念な試合でしかない。

美談というなら、対戦校の父兄や応援団やら、心ある観客やらが「なんとか1日空けてほしい」的な事を言いだしたとか。
英断というなら、それこそ主催者が「休息日」の意義を違わず、厳然たる態度で、1日空けて準々決勝を行います。となったら。

それこそ素晴らしく美しい話。

そして、福岡大大濠に勝った報徳学園も、健大高崎に勝った秀岳館も、遠慮手加減なく勝った事も真剣勝負として真っ当に美しいのに、
なんだかちゃんと評価されない残念な話。

骨揉み本舗【公式】

川崎で指折りの入りづらい入り口をした(笑)整体のお店です。 高級感とか、カッコつけた感じとか、知ったことか。 って 超自然体でやってます。 某整体チェーンで腕を磨き、チェーン店の「標準化の施術」に 限界を感じ、平成21年に開業 骨揉みと銘うったのは、いわゆる「整体」のイメージを超えた 施術をしていく自信と決意から。 あと、ムダにカタカナ語を使いたがるのがイヤなのも(笑) 鋭意作成随時更新中!!

0コメント

  • 1000 / 1000